【キャンプ初心者におすすめ】快適なキャンプ生活に向けてテントの種類を知ろう!
今回はキャンプをする上で欠かす事のできないテントについて紹介していこうと思います。
キャンプを始めようかなとか、始めたばっかりの方は、まずはキャンプの雰囲気を味わうためにキャンプ場のコテージやロッジを借りるという手段もありだと思います。
ですが、どうせならやっぱり自分のテントが欲しいですよね。
そして、折角キャンプに行くのなら、できるだけ快適にキャンプ生活を送りたいですよね。
最近のキャンプブームにより、これまでキャンプに馴染みがない人でもテレビやYoutube等でキャンプシーンを見る機会が増えたかと思いますので、キャンプでどのようなテントを使用しているかは、ある程度イメージがつくと思います。
ただし、テントと一言で言っても様々な種類があり、ソロキャンプで使用するテントとファミリーキャンプで使用するテントは異なりますし、天候によっても向き不向きがあり、何を選んで良いか難しいですよね。
そこで、これまでの経験を踏まえ、快適なキャンプ生活に向けて、まずはテントにはどのような種類があるのかを紹介していこうと思います。
テントの特性を理解して頂き、快適なテント選びの一助になれば幸いです。
キャンプで使用されているテントの形状とは
皆さんご存知かもしれませんが、テントの形状は大きく分けて、ドーム型、ツールーム型、ロッジ型、ワンポールテント型の4種類に分類できますので、それぞれの特徴について見ていこうと思います。
ドーム型テント
まずはドーム型テントですね。
基本的には2本のポールを使って設営するタイプのテントで、自立型のテントになっており、インナーテントとフライシートの二層構造になっているのが一般的です。
前室があるものも多数あり、前室で簡単な料理をすることもできますが、基本的には就寝用と考えてもらって構わないと思います。
構造がシンプルなため、4人用のテントであっても設営はあまり時間はかからないです。
おしゃれで快適なおすすめのドームテントはこちらでご紹介してますので、是非ご覧ください。
ツールーム型テント
次はツールーム型テントですね。
こちらは前室が大きく、いわゆる寝室とキッチンダイニングが一体になっているのが一般的で、タープを用意しなくてもこのテントを一つ持っていけば、屋根付きで料理の準備や食事ができ、キャンプサイト設営の時間を削減できますし、大変便利で快適でおすすめです。
ただし、ツールーム型テントは大型なものも多く、比較的設営に時間がかかります。
おしゃれで快適なおすすめのツールームテントはこちらでご紹介してますので、是非ご覧ください。
ロッジ型テント
ロッジ型テントは、家のような形をしたテントで、見た目が可愛い割にあまり使用している人は少なく、人と違うテントが良いって方にはおすすめのテントになります。
また、ロッジ型テントは天井が高くテント内で広々と過ごすことができるのも特徴的です。
ただ、家の形状をしているため、構造が複雑で設営用ポールも多く、慣れるまでは設営に時間を要します。
ワンポール型テント
ワンポール型テントは、テントの真ん中にポールを一本立てることで設営できるテントです。
テントの下を固定してポールを立てるだけですので、大型のテントであっても一人で短時間で設営可能です。
半分を寝床にして、もう半分で料理する等、使用用途が幅広いのも特徴的で、大型のものは皆さんご存知のグランピングキャンプでよく使用されています。
テントで使われている生地とは
ここまでテントの形状を見てきましたが、次はテントの生地を見ていきたいと思います。
テントの生地によっては、キャンプの過ごし方やキャンプスタイルが変わってきますのでしっかりと理解しておきたい点になりますが、あくまで初心者の方向けですので、あまりマニアックな内容は書かずに大まかに押さえておくべきポイントに絞って見ていきたいと思います。
ポリエステル
ポリエチレンテレフタレートという糸で織った生地になります。
キャンプ場に行くとよく見るテント生地で、紫外線に比較的強いため、テントの外側のフライシートに使われていることが多い生地です。
後述のコットンやポリコットンに比べ、軽いため持ち運びが便利になりますが、火には弱いため近くで焚火をすると火の粉で穴が開くといった事もありますので、ご注意下さい。
性能としては、「210D」のように、デニール(D)という単位で表記され、数字が大きい程、生地が厚くなりより頑丈になりますが、その分重くもなります。
一般的に210Dであれば雨が染みてくることはありませんので、選ぶ際には参考にしてみて下さい。
コットン
コットン生地は、ポリエステルと比べて丈夫な生地になります。
少し前の所謂おしゃれキャンパーの間で流行りブームになりましたね。
火にも強くてコットンテントの中やコットンタープの下では焚火をする事もできちゃいます。また、夏は暑さをよく遮断し、冬は温かい空気を逃がさないため、一年中通して使い勝手の良いテントと言えます。
ただし、濡れたまま放置してしまうとカビが生えてきたり、ポリエステル生地のテントに比べると重くて持ち運びが大変なのが難点です。
そのため、雨の日の使用は避けた方が良いですね。帰ってからお家で乾燥させるのは結構な労力が必要になります。
ポリコットン
ポリコットンとは、ポリエステルとコットンの混紡素材になります。
「TC」「T/C」と表記されることもあり、TCとはテトロン(=ポリエステル)とコットンの略となります。
そのため、ポリコットンは、基本的にはコットンと同じような性能でありながら、コットンよりも乾きやすいという特徴があり、コットンテントと比べると初心者の方には扱いやすい生地と言えます。
一般的にコットンテントと言うと、このポリコットン生地のテントを使用している方が多いと思います。
テント種類のまとめ
テントの種類としては、大まかにドーム型、ツールーム型、ロッジ型、ワンポール型の4種類があり、生地としては、大まかにポリエステル、コットン、ポリコットンの3種類があり、それぞれの特徴をポイントで押さえて頂ければ、テントへの理解としてはまずは十分だと思います。
さらに、キャンプを続けていく中でより深い知識を蓄積していって頂ければと思いますし、快適なキャンプ生活を皆さんに送って貰いたいと思います。